縁をつなぐ島根県出雲市から 「縁結びご挨拶セット」で出会いに福を呼び込もう

島根県出雲市は、縁結びの聖地です。その地元で作られた、ごあいさつにぴったりのギフトとともに、出雲の地の魅力をお届けします。

Shimane

第1章

良い出会いはご縁から。
あらゆる縁を結ぶ聖地、出雲市

島根県出雲市は「縁結びの聖地」です。その理由は諸説ありますが、ひとつは、縁結びのお社として全国に知られる「出雲大社」の神事・神在祭(かみありさい)にあります。
旧暦の10月11日から17日にかけて、全国から八百万の神が出雲大社に集まり、神々による様々な縁が決められる会議「神議り(かむはかり)」が行われます。

縁とは男女の仲にとどまりません。学友や恩師、先輩・後輩といった人との出会いもあれば、仕事や土地とのめぐりあいもしかり。出雲は、この世の出来事にまつわる全ての縁を結ぶ、大いなる聖地なのです。

良い出会いはご縁から。あらゆる縁を結ぶ聖地、出雲市

第2章

めいぶつプロデュース
新天地での第一歩は「縁結びご挨拶セット」で!

新天地での手土産や、初対面でのご挨拶に。「ご縁がありますように」との思いを形にしたギフトは、縁結びの聖地・出雲の醤油、米、卵のセットです。

新天地での第一歩は「縁結びご挨拶セット」で!

「縁結びご挨拶セット(たまご入り)」。ほか、たまご無しのバージョン、5個セット、8個セットをご用意しています

さいしこみしょうゆ「紅梅」は香り高く、甘みのある濃厚な醤油

出雲市(旧平田市)で、明治時代から140年以上続く老舗「高砂醤油」の「紅梅」は、甘く、とろりと濃厚で深みのある味。地元では、お刺身やお寿司などのつけ醤油として長く愛用されています。

紅梅は、醤油で醤油を仕込む「再仕込み(さいしこみ)製法」で作られています。
再仕込み製法の発祥は、山口県柳井市です。同地の醤油屋で修業した先代が、この製法を持ち帰り、島根県内で初めて再仕込みの醤油を作りました。

自社で取り寄せた大豆や小麦に麹菌を合わせ、できた麹(こうじ)に生醤油(きじょうゆ)を加えて、醤油のもととなる「もろみ」を作ります。これを蔵で発酵・熟成させること1年半。トータルで約3年かけてゆっくり完成させます。

醤油蔵の気温や湿度の変化により、もろみの発酵が急速に進んだり、遅くなったりします。高砂醤油では機械による温度調整を行っていないため、職人が常に適切な発酵状態に整えます。

ここで重要なのは「出雲の四季に応じて」発酵状態を調整していることです。

例えば、夏と冬では気温も湿度も違います。加えて日本海側と太平洋沿岸、関東以北と関西以西といったように、同じ季節でも気温や湿度、天候に地域差が生まれるものです。

出雲の季節の移ろいの中で仕込む、出雲ならではの醤油なのです。

濃厚で甘みのある「紅梅」。海の近い島根では、新鮮な魚介のうまみを引き立てる濃厚な醤油が造られてきた

濃厚で甘みのある「紅梅」。海の近い島根では、新鮮な魚介のうまみを引き立てる濃厚な醤油が造られてきた

再仕込み製法は、一般的な濃口醤油よりも製造に2倍時間がかかるうえ、原料も2倍の量が必要と、非常に贅沢

再仕込み製法は、一般的な濃口醤油よりも製造に2倍時間がかかるうえ、原料も2倍の量が必要と、非常に贅沢

醤油蔵では、職人が木製のかきまぜ棒「櫂(かい)」を上下に動かし、もろみに空気を含ませます。醤油造りでは「一麹(こうじ)、二櫂、三火入れ」と言われるほど、櫂の扱いが醤油の味わいを左右します

醤油蔵では、職人が木製のかきまぜ棒「櫂(かい)」を上下に動かし、もろみに空気を含ませます。醤油造りでは「一麹(こうじ)、二櫂、三火入れ」と言われるほど、櫂の扱いが醤油の味わいを左右します

「縁結び」冷めてももっちりおいしいお米

平野地形の出雲市は、中国地方有数の米どころでもあります。市内を流れる斐伊川が、山からの栄養とともに田んぼを潤し、上質な米を育てます。そんな地域で生まれた新品種「縁結び」は、優しい甘みと程よい粘りが特徴。冷めてもおいしいお米です。

このお米を通じて数多くのご縁を大切にしたい、との思いから名付けられた米「縁結び」

このお米を通じて数多くのご縁を大切にしたい、との思いから名付けられた米「縁結び」

「えんたま」コクのある出雲産たまご

鶏舎は自然豊かな丘の上。ヒナから一貫体制で育てた母鶏には、飼料に島根の米と天然の強化飼料「ネッカリッチ」を与え、健康で栄養価が高く、コクのある卵を生産しています。

「えんたま」コクのある出雲産たまご

縁のある3店が企画、「ご縁の数珠つなぎ」を願うご挨拶ギフト

醤油、米、卵それぞれの店は、いずれも出雲市(旧平田市)の旧知の仲。「地域の皆様のおかげで商売をさせていただいている、という感謝の気持ち。そして日々感じている縁を全国の皆さまにも感じていただきたい。ご縁をどんどんつなげていってほしい」との思いから、このセットが生まれました。

おすすめの食べ方は卵かけごはんです。炊きたての「縁結び」に「えんたま」を落として、紅梅をたらり。しっかりかき混ぜれば、醤油の香りをふんわりまとった、おいしいごはんの完成です。
紅梅は、あつあつのかまたまうどんにかけても絶品。濃厚な醤油ですが、料理に合わせるとマイルドにまとまるので塩辛くなりすぎず、魚の煮つけや佃煮の味付けにもぴったりです。

縁のある3店が企画、「ご縁の数珠つなぎ」を願うご挨拶ギフト

第3章

さあ出雲へ!
絶対に訪れたいご当地のスポット&定番スイーツ

旅先での出会いも、ひとつの縁。出雲のお取り寄せグルメを堪能したら、現地でしか体験できない知られざる絶景と定番スイーツをお楽しみください。

「稲佐の浜」八百万の神々をお迎えする神聖な海岸

日本の渚百選に選ばれている、出雲大社の北西にある約1kmの海岸で、出雲地方に伝わる「国譲り」「国引き」神話の舞台となっているパワースポットです。また、旧暦の10月10日に出雲大社で行われる神事「神迎神事(かみむかえしんじ)」では、海からやってくる全国の八百万の神々をお迎えする神聖な場所として定められています。

「稲佐の浜」八百万の神々をお迎えする神聖な海岸

「夕日の聖地」で名高い絶景の夕ぐれ

出雲市は夕日とも関係が深く、文化庁が認定する日本遺産に「日が沈む聖地出雲」と称して登録されています。ここでは、夕日の美しい絶景ポイントをご紹介します。現地を訪れたら、空一面を茜色に染める絵画のような情景にも目を向けてみてください。

「夕日の聖地」で名高い絶景の夕ぐれ
豆知識

夕方のあいさつ「ばんじまして」
朝、昼、夜のあいさつはあっても、夕方だけのあいさつは聞きなれないのではないでしょうか。出雲地方の古い方言には「夕方になりました」を表す「ばんじまして」という言葉があります。夕日の聖地とされる出雲らしいあいさつです。

稲佐の浜、弁天島

稲佐の浜、弁天島

稲佐の浜に佇む島の景観が有名ですが、中でも幻想的な夕暮れ時は必見です。地元で「べんてんさん」の愛称で親しまれている弁天島は、海の神「豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)」をお祀りしています。

日御碕(ひのみさき)

日御碕(ひのみさき)

入り組んだ荒々しい海岸線が続く島根半島の西端。ダイナミックな自然美と夕日のコントラストが大変美しいスポットです。
この地には、「日の本の夜を護れ」との神託によって建立されたと伝わる日御碕神社があります。ご祭神の天照大御神は日の出の太陽に象徴される神様ですが、ここでは日の入りを意味する「日沉宮(ひしずみのみや)」に祀られている点も興味深いものがあります。

出雲ぜんざい

小豆を甘く煮たおなじみの甘味「ぜんざい」は、出雲地方が発祥です。と言うのも、出雲地方に伝わる「神在餅(じんざいもち)」が名前の由来となっているからです(諸説あり)。

旧暦の10月、出雲に全国から神様が集まると、出雲大社で「神在祭(かみありさい)」が執り行われます。その時にふるまわれたのが神在餅。出雲弁では「ずんざい」と呼ばれ、さらに「ぜんざい」に転じて京都に伝わったと言われています。
出雲大社の門前町では、カフェや喫茶店で出雲ぜんざいが食べられます。参拝の休憩がてら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

出雲ぜんざい
出雲市
株式会社高砂醤油本店

株式会社高砂醤油本店

所在地
〒691-0011 島根県出雲市国富町305
電話
0853-63-3141
ショップページ
https://www.meibutsu-choice.jp/shop/detail/126
商品ページ
https://www.meibutsu-choice.jp/products/detail/126/TKG

※掲載内容は取材当時のものです。諸事情により予告なく変更されることがありますので、ご了承ください。