島根の柿農家「柿壺」が作る、
西条柿の干し柿。
自然な甘みに体よろこぶ

島根の柿農家「柿壺」が作る、西条柿の干し柿。自然な甘みに体よろこぶ
Shimane

大切な方に贈るグルメは、おいしさと健康に配慮した安心安全な品を選びたいですよね。ご紹介する西条柿(さいじょうがき)の干し柿は添加物不使用。しっとりとした口当たりと自然な甘みが魅力です。

第一章

生産者がこだわる安心の干し柿とは

西条柿(さいじょうがき)の干し柿を製造・販売しているのは、島根県の柿専門農家「柿壺」です。自家栽培の柿で作る干し柿は「ただ干す」だけではありません。商品の安全性にもこだわった、高品質なスイーツなのです。

化粧箱でお届けします
化粧箱でお届けします

安定した品質と、保存料・着色料を使わない製品づくり

衛生的に製造できる「乾燥機」を使用

「干す」と聞くとお日さまの下でカラカラに乾かすイメージがあるかもしれません。しかし柿壺の干し柿は、天日ではなく乾燥機で作ります。

柿壺の代表・小松氏は、「温度や湿度は、時期によって大きく変わります。干す環境次第でカビが生えたり乾燥しすぎたりする恐れがあるため、屋外での作業は品質が安定しにくいんです」と話します。その点、乾燥機は一定の湿度と温度に設定できるうえ、虫が付着する心配もなく衛生的。

もう一つ、乾燥機にこだわる理由が干し柿の「水分量」です。
柿壺の干し柿は水分量が30~34%。果肉がぷるぷるの状態で固まったような、半生の食感です。

お年寄り世代には、口の中が乾燥しない食べやすいお菓子として。片や、若い世代には新感覚のスイーツとして支持されている同商品。湿度と温度管理が可能な乾燥機だからこそ実現した、特別な食感なのです。

硫黄燻蒸(いおうくんじょう)をしない

硫黄燻蒸とは、硫黄の粉を燃やした煙で柿をいぶす作業を指します。干し柿の伝統的な製造工程の一つで、果肉の発色をよくする着色効果があるほか、カビ防止や虫よけにもなります。
一方で柿壺の干し柿はもともと色づきがよく、衛生的な環境で製造しています。そのため、硫黄燻蒸を行うことなく、安全性の高い商品づくりが可能です。

衛生的な環境で干し柿を製造しています
衛生的な環境で干し柿を製造しています

糖度は20度越え!原料の柿にもこだわり

しっかりとした甘みを感じられるのが柿壺の干し柿です。甘みは、独自の乾燥技術のみならず、原料の柿そのものの糖度も大きく影響しています。

同社が栽培している柿の一種・西条柿(さいじょうがき)は、とっても甘いんです。その甘みは、糖度が20度を超えるものがあるほど。糖度が約15度の一般的な柿よりはるかに甘い西条柿で作る干し柿。リピーターが多いのもうなずけます。

糖度は20度越え!原料の柿にもこだわり
第二章

甘い柿が育つ
自然環境とこだわりの農法

4つの筋が特徴的な西条柿
4つの筋が特徴的な西条柿

「干し柿のおいしさは原料で決まる」とは小松氏の持論。だからこそ、干し柿に使う自社栽培の柿にも並々ならぬこだわりがあります。

自社栽培の完熟柿のみを使用

柿壺の栽培面積は約11ha。そのうち約8haが西条柿です。東京ドーム約2個分に相当する広大な敷地で栽培しています。現在、西条柿の木は約3,000本。11月ごろになると、完熟をみはからって収穫します。

例年、完熟を迎える11月ごろに収穫しています
例年、完熟を迎える11月ごろに収穫しています

柿の生育に適した土壌と自然環境

柿壺が農園を構える島根県出雲市平田地区は、柿栽培に適した場所です。その主な理由を2つご紹介します。

乾燥に弱い根をしっかり保水する粘土質の土壌

日本海に面した島根半島や出雲平野、宍道湖(しんじこ)に隣接しているこの地区は、はるか昔、地殻変動によって海底が隆起してできた土地。粒子の細かな粘土質の土壌が特徴です。柿は乾燥に弱いため、保水力が強く、土に栄養がとどまりやすい粘土質の土壌が適しています。

柿の生育に適した土壌と自然環境

山陰地方では珍しい日当たりの良い南向きの斜面

北向きの土地が多い山陰地方では珍しく、南向きの斜面が多いのもこの地区ならでは。甘い果実を作るうえで欠かせない日照時間をしっかり確保できるため、甘い実が育ちます。

平田地区の南向きの斜面
平田地区の南向きの斜面

甘い柿を作るための除草剤を使わないという選択

いたるところに次から次へと生える雑草。特に春から夏にかけては、大量に土壌を覆います。放っておくと地表の通気性が悪化し、病気の素となる病原虫が発生しかねないため、半月に一度は必ず草刈りを行っています。

草刈りは大変な重労働ですが「除草剤は使わない」と小松氏は話します。その理由は、土の微生物を守るため。

仮に除草剤をまくと土壌がむき出しになり、紫外線の影響を受けて微生物は死んでしまいます。微生物にはアミノ酸を分泌する性質があり、この働きによって柿はさらに甘みを蓄えて育ちます。つまり、おいしい柿を栽培するには微生物の働きが欠かせないため、除草剤を使うことはありません。

甘い柿を作るための除草剤を使わないという選択
第三章

最上級干し柿の魅力

柿栽培に適した自然環境やこだわりの農法によって栽培された、高糖度の完熟柿。その柿を使い、食の安全性を重視し作られた干し柿。その中でも柿壺の「最上級」の魅力をご紹介します。

西条柿は全て手剥きし、干し柿を作ります
西条柿は全て手剥きし、干し柿を作ります

サイズも重量も最上級
期待が高まる美しいビジュアル

サイズも重量も最上級期待が高まる美しいビジュアル

まず驚くのは、大きさと美しい形です。
西条柿の姿をやや小さくしたかのような、女性の手のひらほどの大粒サイズ。美しく茜色に色づいた柔らかそうな果肉。手のひらに乗せたときの、ずっしりとした重みも魅力です。リッチな味わいと食べ応えを予感させる、最上級の名にふさわしい一品です。

まるでゼリーのような果肉!上品な甘みとしっとり食感

まるでゼリーのような果肉!上品な甘みとしっとり食感

ふわふわの干し柿を割ると、ツヤを帯びた果肉が顔を出します。そのさまは、まるでゼリーのよう。上品な甘み、しっとりとした濃密な食感が贅沢な気分にさせてくれます。完熟西条柿のおいしさを余すことなく堪能できる安心安全の干し柿を、ギフトにしてみませんか。

「柿農家「柿壺」最上級西条柿の干し柿」が大切な方への贈り物や敬老の日にぴったりな理由

  • 自然な甘みと添加物不使用の安心感を提供します
  • 大切なおじいちゃん、おばあちゃんへ、健康への思いやりを伝えることができます
  • おじいちゃん、おばあちゃんが食べなれた味を贈ることができます
  • しっとりとした食感で食べやすい商品です
柿専業農家 柿壺 めいぶつチョイス店

柿専業農家 柿壺 めいぶつチョイス店

所在地
〒691-0066
島根県出雲市野石谷町20-2
ショップページ
https://www.meibutsu-choice.jp/shop/detail/173
商品ページ
https://www.meibutsu-choice.jp/products/detail/173/HG08-FL0111

※掲載内容は取材当時のものです。諸事情により予告なく変更されることがありますので、ご了承ください。