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痩せたい人こそ、白米を食べよ

こんにちは。米屋の娘6代目の秋沢毬衣です。自分好みのお米を見つけるお手伝いをいたします。今回は、ずばり!「瘦せたい人こそ、白米を食べるべし」。ご飯をたべて、体のことを考えるというお話です。
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秋沢毬衣

株式会社山田屋本店 秋沢毬衣

五つ星お米マイスター、米・食味鑑定士。東京都調布市にある株式会社山田屋本店の6代目。全国の田んぼを訪問し、日本の精密かつ受け継がれゆく米作りや生産者の想いを国内外へ発信。お米の専門店「米屋彦太郎」を運営し、お米館調布本店・三越銀座店に出店している。

巷では、低炭水化物(糖質制限)ダイエットがもてはやされ、「炭水化物(糖質)、つまりご飯を控えれば痩せられる」という話をよく耳にします。糖質を摂らないようにする(炭水化物を減らす)と、まず体内で糖についていた水分が排泄されるため、短期間で体重を落とすことができます。しかしこれは一時的なことで「水分が抜けることで、体重が落ちる」という現象に過ぎません。本当の意味で瘦せるためには、体脂肪を減らさなければいけません。実際に糖質制限で一時的に体重は減ったとしても、制限を止めた途端にリバウンドして、体重が元に戻ってしまう場合も多いのです。

白米を食べて痩せやすい体を作る理由

昔からお米を主食にしてきた日本人にとって、ご飯は非常に消化しやすく、身体を冷やしにくい食べもの。これは効率良くエネルギーを作り、体温や正常な代謝を保ったり、脂肪を燃えやすくしたりすることにつながります。ですから、ご飯は日本人のダイエットする場合にも、とても効率的な主食なのです。逆にご飯を制限してしまうと、身体が冷え、体脂肪を燃やしにくい、太りやすい体質になってしまうこともあります。

白米を食べて痩せやすい体を作る理由

ご飯は腹持ちが良く、炭水化物(糖質)のほかに、熱を生む筋肉をつくるたんぱく質、燃焼を助けるビタミンやミネラルが含まれるので、食べると体温が上がって基礎代謝がアップします。また、お米に含まれる食物繊維によって腸内の環境を整え便通を良くします。このように、ご飯を食べてもしっかり出せば太りません。白米を食べて痩せ体質を作りましょう。

白米の食べ方のススメ

その1 1日2合を目安にしっかり食べる

その1
1日2合を目安にしっかり食べる

1日に食べるご飯の量はだいたい2合を目指しましょう。

その2 ご飯を食べるときは、お味噌汁と一緒に

その2
ご飯を食べるときは、お味噌汁と一緒に

白米はみそ汁と一緒に食べましょう。温かいみそ汁をとると代謝が上がり、胃が温まって消化吸収も促進します。旬の野菜や海草類、きのこ類など食物繊維が多い具など、3種類以上の具をいれましょう。

その3 しっかりと咀嚼をする

その3
しっかりと咀嚼をする

重要なのがよくかむこと。「かむと食欲を抑えたり、脂肪を燃やす指令を出すレプチンというホルモンが分泌されます。また消化液が分泌され、消化吸収力も向上。白米を甘く感じるまでよく噛みましょう。

ごはんを主食とする和食は、世界遺産にもなった素晴らしい食文化であり、世界に誇るダイエット食です。その美味しさの基本となる、ごはんと味噌汁、そしておかずの組み合わせで口内調味をしっかり味わい、その魅力を子供たちや海外の方にも伝えていきたいものですね。

※本記事はにほんものストアにて2021年11月11日に公開された記事の転載です。記事の内容は掲載当時の情報です。